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[T1] 近所 高科 近所/近所 高科 近所

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Order made



「ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」


ファッション通りに多くある衣服店のうちのひとつ、最近新しく出来た女性服専門店の店内。
夏目准は女性客に商品を渡し、深々と頭を下げ外へと送り出した。
彼女は世界でも有名な服飾デザイナーであるが、しかし現在は周囲の人の反対を押しのけ、この小さな店の店長として職務を行っている。

准は基本、フロアで仕事をしない。特別なことが無い限り、フロアの接客や販売に関しては他の店員に全て任せてしまっている。
基本的に事務所が彼女の仕事場である。デザインや依頼されたオーダーメイドをここで手掛けているのだ。

しかし、今日は特別。シフトに入っているバイトのひとりが病欠で休みたいとの連絡が入った。
本来ならほかのバイトとシフトを交換するなり前処理を行っておくべきなのだが、生憎交換できる人が見つからなかったようだ。
どうしようか…他にもいくつか対処法はある。シフトの時間をずらそうか…それとも電話で欠員を補充しようか…掲示板に張ってあるシフト表を手に取り考える。
時間をずらして穴を埋めるのは厳しいかな、准は電話をするために従業員一覧の名簿を手に取ろうとするが、ふとあることに気づき鞄の中にある手帳を取り出した。私の予定はどうなっているのだろうか?

先日あったデザインの仕事が無事に終わり、オーダーメイドの依頼も今は入っていない。納期に追われるような仕事は今は無いようだ。
たまにはフロアに立ってみるのもいいのかな、そう思った准はシフト表に自分の名前を書きいれた。
皆、驚くかな?何て言うかな?…反応が楽しみでしょうがない。

「うん、今日も頑張ろっと!」



………
……



日頃していない仕事をこなすのは楽しい。服を作ったりデザインすることも好きだが、たくさんの人と話をするのも好きだ。
喫茶店でウェイトレスをしていたときのことを思い出す。
もうすぐ21:00、閉店時間になる。

今、清算している客で最後かなと思っているとひとりの男が来店した。傘でも忘れたのだろうか服は全身濡れており、水滴がポタポタと垂れている。
そのことよりも男性客がひとりで来店したというところが准は気になった。
女性服を扱う店に男性はあまり見ることはない。見ることがあっても男性客は夫婦やカップルで女性同伴である。
准は清算を終えた客を見送りつつ、彼に声をかけようかどうか迷っていた。
何故か「あの人」に雰囲気が似ている気がしたのだ…

札を「OPEN」から「CLOSE」に裏返す。そして店外の作業を全て終わらせ、店内へと戻る。
彼はすぐに見つかった。しかし、彼が店員と話していることがわかると准は彼から事務所へと向きを変え、移動した。金髪のツインテールの後姿…あの子、接客大丈夫かなぁ。
だが、店員がひとりに対し複数人で接するのはいかがなものか、そう思うと声をかけることを躊躇わざるを得ない。

「ま、後は彼女に任せますか…私はコーヒーを淹れながら報告を待ちましょ」



………
……



「お疲れ様で~す」
「お疲れ~ あ、レジ金はこっちに置いといて」
「わかりました」

10分ぐらい経っただろうか。他のバイトは皆帰り、准ひとりが彼女の帰りを待っていた。事務所へと帰ってきた彼女はレジ金を准の机に置き、更衣室へ向かう。
准は売り上げとレジ誤差を確認する。レジ誤差は特に無かった。売り上げは平日で一日中雨で客足が鈍っていた為、設定したノルマよりも若干下回っているが休日で十分にカバーできると考える。
ふと彼のことが気になり、時間帯売り上げの項を見る。…どうやら、彼は何も買わずに帰ったらしい。
彼の欲しいものが無かったのだろうか…だとしたら残念だ。どんなものが欲しいか、その意見を聞くことで店の発展に役立つ。…それとも、余計なこと言ったかな?
…どちらにしても、彼女に彼のことを聞いてみよう。



「はい、コーヒー」
「あ、ありがとうございます!」

准から渡されたコーヒーと准の飲みかけのコーヒーとを彼女は見比べる。

「あ、と。准さん、ミルクと砂糖って…」
「無い。使っちゃった。」

あれ、と彼女は首を傾げる…准はいつもブラックで飲んでいた気がするのだが、今日に限って飲みかけのコーヒーは琥珀色だった。
ちなみに彼女はブラックは全くダメである。いわば子供舌。

「…そのコーヒー、ミルク入ってません?」
「うん、たまには飲みたくなるのよ」
「准さんブラック飲めるんだから交換して…ああっ!?」

自分のコーヒーと准のコーヒーと交換を提案したのだが、その話を聞こうともせず准はコーヒーを一気に飲み干す。そして一言、

「甘ったるい…」
「やせ我慢せずに交換すればよかったのに…」

よくわからない。意地でも張っていたのだろうか…そんな思考を巡らせながら、苦手なブラックを一口…

「!?」

口に含んだ瞬間、彼女の真意が見えた気がした。苦い、とてつもなく苦いのだ。いつも飲んでいるコーヒーよりもずっと苦い。

「じゅ、准ひゃん。このコーヒーっへ…」
「ああ、せっかく私が淹れたんだからちゃんと飲んでね。新作、イタリアンロースト」
「な、なんですか?それって…」
「苦味が好きな方オススメのコーヒー」
「ああああ、苦い。苦すぎますって!准さんこれ飲んだんですか!」
「いや」
「私に毒見させないでくださいよ!」

うう…ホント准さん、苦手…と苦いコーヒーを仕方なくちびちび飲む彼女。その姿を准はかわいいなぁ、と思いながらその光景を眺めていた。



………
……



「あ、そうそう!准さん、聞いてくださいよ!」
「はいはい、聞いてる聞いてる」

准は日頃、会話をするとき仕事以外の話になるとみんなの聞き役に徹することが多い。
彼のことを聞こうとするのだがいつもの流れなのか彼女は学校生活の不満や勉強、交友関係についてをどんどん語っていく。
これでは聞くに聞けない。どうしようかと考えてるときだった。

「最後に、男の人が来たじゃないですか。あの人、プロ野球で有名な八坂選手ですよ!」
「………誰?」
「この間話したじゃありませんか!去年、最多勝と最優秀賞率の2つのタイトル獲った八坂選手にサイン貰ったって!確か准さんに見せましたよ!」

はて、そんなことあったかな?、記憶を思い返してみる…うん、野球の話、あった気が…する。
そもそも准はあまり野球にあまり興味を持っていない。知識としても一周すれば点数が入る、アウトカウント3つで攻守交換、それぐらいしか知らない。
そのことを知らない彼女は野球について熱心に話すも准は話題についていけず、彼女の話の要所要所に適当な返事を返していた。
色紙もそのときに見せて貰った。しかしなんて書いてあるか全く分からず嬉しそうに話す彼女に「よかったね」と無難な返事を返しておいたことを思い出した。

「へぇ…でもまたどうしてこの店に来たんだろうね。男モノは置いてないのに…」
「あ、それは彼女の誕生日のプレゼントを探しに来たって言ってましたよ。知り合いの人に女の子のプレゼントはここがいいって薦められたみたいですし…」
「ふ~ん、誰か知らないけどありがたいことで…」

ふと脳裏に浮かんだのは情報屋の彼女。…でも野球選手と繋がりがあるとは思えない。ただの野球選手でないのなら接点はあるのかもしれないけど…

「あれ?でも彼…八坂、さん?だっけ。何も買わなかったんじゃ…」
「あ、っと…買おうとはしてたんですよ」
「え?」
「でも、どうしても決められなくて…何ていうか、理想の服が無いっていうか…」
「う~ん…」

失敗したな、と准は後悔した。男性からの意見を反映させていなかった。
女性の視点と男性の視点は違う。どこを注目しているのか、どこが可愛いと思うのか…女性が多い環境のため、女性の意見を鵜呑みにしてしまった。
男の人に魅力のある衣装、それが作れていなかったのでは…

「そこで、オーダーメイドをお願いしたらいいんじゃないかって提案したんです!」

バン!と両手で机を叩き立ち上がると、ふんぞり返りながら彼女は自慢げに言う。

「…え、何?聞いてなかった」
「だ、か、ら、オーダーメイドで衣装を作って貰えばいいって言ったんですよ!」

無いなら作ってしまえばいい…確かにそうだ。准本人がデザイナーであるため、客と希望するデザインを話し合って決め、既製服に無い衣装を作ることが出来る。
だが、准はある要素を不安に思う。

「…彼女、喜んでくれるかな?」
「喜ぶに決まってますって!一体どこに不安要素があるんですか?」
「う~ん、男の人のデザインが…不安、かな」

今までオーダーメイドを受けた依頼者は皆女性、それも自分で着る為の衣装であった。
今回は違う…男性の、それも他人へのプレゼントとしての依頼は初めて。いつもと勝手が違うため、准は日頃見せることのない曇った表情を見せる。

「そうですか?彼女のために作ったモノなんですから絶対喜んでくれますって!」
「う~ん…」
「この間、姉御とさらちゃんに服を作ったじゃないですか」
「?、うん。そだけど…」
「あのデザイン…実は二人の彼氏が考えたんですよ」
「ええっ!?そうだったの?」

彼女が姉御と慕う、高科奈桜(ナオ)と芳月桜空(サラ)。苗字は違うが双子の姉妹で非常に仲が良い。
彼女達もまたこの店で働いており、いつも二人同じシフトで入ってもらっている。同じシフトの理由は一人で働くとトラブルメーカーになるのでセットでないと大変なことになってしまうからであるが…

つい先日、この二人に依頼され服を作ったのだがそのデザインを見ていくつか不思議に思ったところがあった。
奈桜の服装はいつもアクティブに動けるよう薄手の生地の服やデニムパンツを好んでいる。
桜空の服装はあまり露出を好まないイメージが強い。特にロングスカート以外の姿を見たことは無い。と、これが准が二人を観察した結果である。

しかし、二人から貰ったデザイン画はその結果とは違っていた。

貰ったデザイン画は奈桜はノースリーブワンピースにミニスカートが、桜空はキャミソールにショートパンツの絵がそれぞれ描かれていた。
この服を着たらスカートが気になって動きにくい、とか背中がスースーして周りが気になるとか言いそうだな、と二人のことを思いながら作った記憶がある。
なるほど、彼氏に考えてもらったのか…確かにこの服を着た二人を見てみたいなぁ…

「…でも、二人とも私が作った服…気に入ってくれたかな?」
「そりゃ、もう!だって、彼氏が喜んでくれたら自分も嬉しくなるじゃないですか!八神選手また来るって言ってましたから作りましょうよ!」
「…そうね、私も八神さんの期待に応えられるよう努力しなくちゃ!」
「そうですよ!ついでに私の服も作ってくださいよ!」
「………」
「そこは無言!?なんか言ってくださいよ!二人にばっかりずるいですよ!私にも作ってくださいよ!」

せっかくやる気が出てきたのに彼女の余計な一言でやる気が無くなった。二人にばかりって…まるで駄々を捏ねた子供だなぁ、ホントに。

「まぁ、作らないけど理由を聞いておこうか」
「…そんなこと言わないでくださいよ!?私だって准さんお手製の服欲しいですもん。」

むぅ、面と向かってそう言われると嬉しい。だが、素直にお礼を言うのは…なんか嫌だ。一泡吹かせてやりたい。
そう思った准は先ほど事務所にこっそり入ってきたと人物とアイコンタクトを交わし、そのことに気づいてない彼女へパスを送る。

「そーですかー。彼氏にデザイン考えて来てもらいなよー」
「准さん!うぅ…どうせ彼氏いませんよ!准さんだって彼氏ヒモじゃないですか!あんな奴、さっさと別れた方が身のためですって」
「オイ、誰がヒモだって?」
「だ、か、ら!准さんの彼氏ですってば…何度も言わせないでください、よ?」
「そうか…俺のことか…」
「ヒィ!?」

まさか後ろに准の彼氏がいるとは…言い逃れの出来ない状況に彼女は震え上がる。当然、後ろにいる准の彼氏に直視できない。
ハンガーでいいように頭を殴られている彼女の姿を准は笑いを堪えながら見ている。

「迎えに来てくれたんだ?九条さん」
「飯作ったのになかなか帰ってこないから迎えに来たんだよ」
「ふ~ん…ホントは心配して迎えに来てくれたんじゃないの?」
「そんなことあるかよ…まったく」

口ではそう言っていても、動揺したのか殴る瞬間力んで彼女の口から「痛っ」と声が漏れてしまった。
准はその瞬間を聞き逃さない。いたずらっぽく笑い、九条は准から視線をそらした。


………
……




深夜、九条は自分のべッドに入り休もうとする…が何か異変に気づき、毛布をめくる。そこにはクッションを抱えた准が横になっていた。

「…なんで俺のベッドにいるんだよ」
「えへへ、たまにはいいじゃない。スキンシップ、スキンシップ」
「お前のスキンシップで俺はどれだけベッドから蹴落されていることやら…」
「まあまあ、気にしない!いつものことだから」
「蹴り落とされるの前提かよ!」

九条と准が一緒に住み始めて半年が経とうとしている。だが、どう頑張っても准にイニシアチブを取られてしまい、自分の理想とする男になれていない…
准が悪いわけではないのだが、いかんせん男らしくない日々が続いている。

「ねえねえ、夕飯の時にお店のこと話したじゃない?」
「ああ、八坂選手のこと?」
「そうそう…ね、お願いがあるんだけどさ」
「何だよ?」

めずらしい、と九条は思った。准がお願いするなんて…どんな厄介ごとだろうか?雨が降るのか?

「あのさ、私に着て欲しい服をさ、デザインして欲しいなぁ…なんて」
「デザイナーなのにか?」
「私だって人間だもん。憧れたり、羨ましかったりする時だってあるよ」
「ふーん…」
「やっぱ…ダメ?」
「お前がお気に召すか分からないけど…まぁやってみるか」

演技…かどうかはまぁ別として、特に拒否する理由も無かった。それどころかちょっとワクワクしてしまう。准はどんな服がいいんだろう…う~ん、資料がないと描けないな…

「あ、ちなみに…こういうのは嫌だからね」
「!?…え、と准さん…なんでそれを持ってらっしゃるんですか?」
「さーね。自分の胸に手を当てて考えてみれば…」

准が手に持っているのは…隠していたはずの秘蔵本。しかも全部…准がこっちをじっと見てくるが直視できず。背中を向けた。

「へーこんなのがいいんだーふーん」
「わ、悪いかよ…」
「ううん、全然。男の人だもん、そういう本持ってても全然おかしくないよ」

予想外な反応で九条は呆気に取られてしまった。しかも、本を燃やされたり、破かれたりせずそのままの状態で戻ってきた。

「なんか…すいませんでした」
「いやいや、謝られても。それに本ばかり見てないで私に言ってくれればいいのに…もぅ」
「…男として、頼み込むのはプライドが許さない」
「そんな本を大事そうに抱えて言っても説得力ないよ…」

こうして今日もまた九条は男らしくなれず一日が終わるのであった。



-後日談-

いつき「この間、いつき…九条さんに殴られたケド…あれ殴られ損じゃありませんか?ヒモじゃないですか!」
准「いやいや、最近働き始めたんだよ」
いつき「そんなの九条さんじゃないって!…ちなみに、何してるんですか?」
准「近所の高校の野球部の監督、知り合いに紹介されたんだってさ」
いつき「…それは、職業?」
准「………さぁ?」
いつき「やっぱり殴られ損じゃないですか!?」





とまぁ、一月も放置した結果がこれだよ!!
書いていて思ったのが、最後のほうがグダグダになってしまったこと。力尽きました…
この文章のひとつの目的として「いつき」という言葉を使わない。と考え、それを実行してみた。
でもいつきって一人称「いつき」なんだよね…グダグダだ。
会話以外の部分、一人称視点で進めるか、三人称視点で進めるかすごく分からなくなってしまった。
書き方の根幹がしっかりしていないから基礎を学ばないとダメダメだな…
精進します。

ちなみに八坂、九条はパワポケの主人公です。8と9の
衣服店のイメージが良く分からなかった。本当はこのような形式ではないハズ…
ナオサラの衣装はイメージと実物の衣装を見て…後で絵にしてみたいなぁ…
経験が足りないとイメージに頼ってしまうから…もっと知識が欲しいね
准のばっかりSS書いているけど、自分の考えている准ルートのひとかけらで、いつかまた書き直したいなぁって思っていたり。

まぁ、疲れた…絵を描きたい。

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